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ディープ、ついに凱旋門賞1番人気!昨年の覇者抜いた!

世界最高峰レースの凱旋門賞まであと11日と迫った。前哨戦がすべて終了し、8月9日の渡仏後から順調に調整されているディープインパクト(栗・池江泰郎、牡4)の人気は日増しに上昇。凱旋門賞を勝てば1億ドル以上の種牡馬価値と評価された日本のスーパーホースに、英国では1番人気に推すブックメーカーまで出てきた。

8月9日のフランス入りから順調な調整が続くディープインパクト。19日もシャンティー調教場のダートコースで気合のこもった走りを見せた。

日本馬として初の凱旋門賞制覇を目指すディープは13日、舞台となるロンシャン競馬場で武豊騎手を背に初めて追い切りを行い、稍重の芝コースでも力強い走りを披露。英紙「レーシングポスト」は凱旋門賞を勝てば、少なくとも1億ドル(約118億円)の種牡馬価値があると評価したが、今度は英国のブックメーカーが1番人気に推してきた。

ブックメーカーでの賭けは原則として出走しなくても払い戻しはされない。従って、レースが近づいて出否が明確になってくると、倍率は全体的に低くなる傾向にあるが、それにしてもディープ人気の上昇ぶりはすごい。最新の主要ブックメーカーのオッズでは別表の通り、ベットフェアが4.4倍でハリケーンランを抜いて1番人気のオッズを提示した。コーラルはシロッコと2番人気で並ぶ4倍をつけている。

前哨戦は、16日にロンシャン競馬場で行われた芝2000メートルの3歳限定GIIIプランスドランジュ賞をもって終了。同レースを勝ったベストネームのR・コレ調教師は「凱旋門賞は来年にして、今年はドラール賞に出走させたい」と、ディープの帯同馬ピカレスクコート(栗・池江寿、牡4)も候補に入っている凱旋門賞前日の芝1950メートルのGIIに回ることを表明。ベストネームだけでなく、今年はディープ、ハリケーンラン、シロッコの“3強”との対戦を避ける馬が続出している。

別表中の馬でも、昨秋のジャパンC5着馬で日本でもなじみのあるウィジャボードは凱旋門賞当日の牝馬限定GIオペラ賞(3歳上、芝2000メートル)に回ることが濃厚。A・ロワイユデュプレ厩舎の牝馬2騎、プライド、マンデシャはどちらか1頭の出走になる見込みだ。フリードニアにベットフェアが500倍と高い倍率をつけているのも、回避の可能性が高いからこそ。さらに、英国ダービー制覇以来戦列を離れているサーパーシーは、10月14日の英GIチャンピオンS(芝直線2000メートル)に目標を変更する可能性が出ている。

凱旋門賞は例年、ヨーロッパのGIとしては多頭数が出走することが特徴だが、今年は60年ぶりに10頭を割るのではないかという情報もある。多頭数によるまぎれや不利を受ける心配も少なく、レースがしやくすなるのは確か。ディープにますます有利な状況になってきた。


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